4月30日にスタートするダウンタウン・松本人志とタレントの中居正広がMCを務める新番組『まつもtoなかい』（フジテレビ系）の初回ゲストに、香取慎吾が登場する。
2人の共演は、香取がMCを務めていた『SmaSTATION！！』（テレビ朝日系）の2017年4月の放送以来となる。
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これまで単発で放送されてきた『まつもtoなかい』は、プライベートでも親交が深い松本と中居が、レギュラー放送のMCとして初めてタッグを組む話題のバラエティー番組。毎回ゲストを招いてのトークを中心に、音楽やお笑いなどのパフォーマンスで構成され、香取もライブパフォーマンスを披露するという。
「16年12月のSMAP解散後、香取は稲垣吾郎、草彅剛と共にジャニーズ事務所から独立し、新プロジェクト『新しい地図』として活動中。当初は干されまくり、地上波復帰は絶望的とまで言われていました」（スポーツ紙記者）
木村拓哉との共演も解禁か
しかし、芸能事務所を辞めたタレントらを使わないよう各方面に〝圧力〟をかけることがあってはならないと公正取引委員会が釘を刺し、風向きが変わり始めた。
「これまで、ジャニーズ事務所に忖度して『新しい地図』の3人を起用していなかったテレビ局も、NHKがEテレでレギュラー番組を持たせるなど、徐々に〝解禁〟の流れを見せ始めたのです」（同・記者）
民放キー局ではフジテレビが積極的で、草彅が主演するドラマ『罠の戦争』を今年1月期に放送。4月21日に放送された松本の冠番組『人志松本の酒のツマミになる話』には稲垣を出演させ、「SMAP×SMAPでの謝罪事件」をはじめとするSMAP時代の裏話も披露し、木村拓哉と中居正広の名前も口に出すなど、大きな話題になった。
その直後に中居と香取の共演だ。この流れには「裏」があるという。
「ジャニーズ事務所は、イギリスの公共放送BBCの特番がきっかけで、19年に亡くなった創業者・ジャニー喜多川氏の〝性加害疑惑〟が蒸し返され、社内調査を始めたことを各取引先に報告するなど、逆風が吹き荒れている。これ以上、事務所に対する世間のイメージを悪くしたくないとの判断で、稲垣にSMAP時代の話を許可し、中居と香取の共演にゴーサインを出したと言われています」（芸能プロ関係者）
中居は、ジャニーズとの関係を保ちながらではあるが個人事務所を設立し、独立しているため、『新しい地図』の3人と同時に共演するのも時間の問題とされている。
「木村はジャニーズに残留しているので共演のハードルは高いが、ジャニー喜多川氏の〝性加害疑惑〟の鎮火に失敗すれば、それすら解禁するかもしれませんよ」（同・関係者）
2016年末から止まっていた時計の針が、ようやく動き出しそうだ。