吉本興業に所属するピン芸人のさんきゅう倉田(38)が東京大学文科二類に合格した。
倉田は、日本大学理工学部で建築を学び、卒業後の2008年からは東京国税局で勤務したという異色の経歴の持ち主だ。
「せっかく入った東京国税局を2年で辞め、芸人を志したという変わり種。同期には、鬼越トマホークやおかずクラブ、マテンロウ、横澤夏子、ニューヨークといった売れっ子もいる。その中で倉田は前職の知識を生かし、税金などのことをSNSで発信するうちに、学びを深めたいと思うようになり、東京大学を目指したそうです」(芸能ライター)
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大学で学びたいことは税法や行動経済学。3年前から受験勉強を始め、1年目は1日10時間、2年目は13時間、3年目は15時間、最後の1カ月は20時間を勉強に費やしたという。
「芸能人で東大を目指したのは、引退した島田紳助さんが有名です。この頃は反対意見も多く、物議を醸した。その後、ナインティナインの岡村隆史や坂本ちゃんなども番組の企画で難関大学の受験に挑戦し、今年は小倉優子が早稲田を目指したが不合格となり、合格した白百合女子大学に入学。シングルマザーとして3人の子供を育てながら、文字通り寝る間を惜しんで努力する姿に多くの感動の声が寄せられました」(同・ライター)
「やはり受験はこうあるべき」
そんな中、再び注目されているのが、〝芸能人枠〟とも呼ばれる方法で難関大学に合格した面々だ。
「偏差値40台の高校から慶應大学に〝AO入試〟で合格したとされる鈴木福や、早稲田に進学した本田望結などです。内部進学で成績も優秀だとされる芦田愛菜と比べられることが多かった彼らですが、今回の倉田の東大合格で、またまた〝芸能人枠〟での難関大学合格に批判的な意見が集まっているのです」(同・ライター)
ネットには、こんな声も。
《AO入学する芸能人が多い中、本当に清々しい。心から、おめでとう》
《やはり受験はこうあるべき。相応の努力をして、相応の学校に入るべき。やることやらずに表面や世間体等に拘り、身の丈以上の思想やステータスを追い求める姿はカッコ悪い》
《知名度を利用してAO入試で難関大学に入る地頭の悪いタレントたちは見習えや》
鈴木福や本田望結は、今でも十分稼げているため、難関大学への進学は、単なる〝ハク付け〟と捉えられているのかもしれない。
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