日本テレビアナウンス部が崩壊の危機に瀕している。悪夢の始まりは先ごろ、人気ナンバー1女子アナとして権勢を振るった同局の水卜麻美アナと俳優の中村倫也が電撃婚を公表したこと。
「水卜アナは日テレでどんなに頑張っても、年収3000万円ちょっとにしかならない。しかも、担当番組『ZIP!』の放送時間は1時間増え、負担だけが2~3倍に。フリーになれば、最低でも2億円超は堅いわけです。将来の子どもや家庭のことを考えたら、一刻も早くフリーの選択肢が濃厚になる」(消息筋)
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すると水卜アナの後継者問題は、そのまま日テレ最大派閥とされる『水卜会』の継承にも直結する。
「3人集まれば、派閥ができるのは世の常、人の常。テレビ界も決して例外ではない。番組制作費が目減りする昨今、女子アナたちの精神的、肉体的負担はますます増える一方です。担当する番組の視聴率次第ではあっという間にお払い箱…。特に、日テレはその傾向が顕著です。そんな日テレの女子アナが将来の保険としてすがっていたのが、水卜アナがリーダーを務めていた水卜会です。とにかく、あの互助的側面はテレビ界では有名だった」(日テレ関係者)
本人は派閥否定も絶大なる信頼
水卜会の力は想像以上。日テレ局内において、『水卜会にあらずんば、女子アナにあらず』といった格言は常識。裏を返せば、水卜アナに気に入られれば、アナウンサーとしての未来は安泰ということ。
もちろん、水卜アナ本人は派閥を否定しているが、水卜会が一大勢力を誇っているのは業界関係者なら知らない者はいない。
「水卜会幹部は徳島えりか、郡司恭子、岩本乃蒼の3人。以前は幹部会と称し毎週水曜日夜に定例会があった。直近では2020年入社の石川みなみに忽滑谷こころ、2021年の黒田みゆらが水卜会構成員。メンバーでなかった笹崎里菜は冷や飯傾向です。『バゲット』終了後は退社が噂されています」(制作関係者)
日テレ内では水卜会の継承者こそが、次期エースと目されている。現在、後継指名ナンバー1との呼び声が高いのが岩田絵里奈アナだ。岩田アナをめぐっては、今年の『24時間テレビ』総合MCに抜擢されるという情報もチラホラ浮上している。しかし、問題はここからだ。
「岩田には人望がない。アンチがアナウンス部や制作関係者など、多岐にわたって存在します。岩田が水卜会の会長になるなら離脱者が殺到するはず。同期の市來玲奈や『DayDay.』MCに抜擢された黒田みゆはアンチ岩田派です」(同)
鉄壁を誇った水卜会は風前の灯。
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