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わくわく『地方競馬』情報~東京スプリント/ブリリアントカップ

わくわく『地方競馬』情報
わくわく『地方競馬』情報 (C)週刊実話Web

大井競馬の2023年度最初の開催が、4月17日からスタートする。

全98日開催、重賞は29レースが開催されるが、今年度は大井競馬及び地方競馬にとって大変革の年となる。11月には3年ぶり9回目となるJBCが開催されるほか、24年2月『雲取賞』(JpnⅢ)と3月『京浜盃』(JpnⅡ)の3歳ダート競走に向けた2つのレースが、新たにダートグレード競走となり、重要度の高い一戦として生まれ変わる。

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また、24年度より新たに3歳ダート3冠競走が始動するため、南関東3冠レースである羽田盃、東京ダービー、ジャパンダートダービーの3レースは、今年度が最後。さまざまな歴史を刻んできた伝統のあるレースと、生まれ変わる大井競馬に大注目の1年となる。

そんな大井競馬場の23年度のスタートを飾るため、トゥインクルレース開催日は毎日、競馬場内のイルミネーション点灯やスタンドのライトアップのほか、レースの合間には音楽と光が連動する内馬場イルミネーションを実施。幻想的な雰囲気の中で、大人の夜遊びを楽しみたい。

地方馬の健闘が目立つスプリント戦

さて、大井競馬の第1回開催は、重賞2本立て。まずは19日の『第34回東京スプリント』(JpnⅢ)だ。負担重量が、大レース(GⅠなど)に勝つと基準重量に加増されていくグレード別定の影響もあり、勢いのある人気薄馬が上位に食い込むシーンも多くみられる。

また、交流重賞になった09年以降の全14回中、地方馬が2勝を挙げ、2着5回、3着7回と健闘が目立つ。ここ最近はその傾向が顕著で、5年連続で馬券圏内に入っており、今年も地方勢に期待がかかる。

そして、翌20日は大井記念のトライアル競走『第6回ブリリアントカップ』(SⅢ)が開催される。19年より2000メートルから1800メートルへ距離が変更され、長距離馬からマイル有力馬まで幅広く参戦するレースとして知られている。

歴代のチャンピオンにはリッカルド、キャプテンキング、ストライクイーグルなど南関東のトップホースの名が並ぶ。SⅢという格付け以上に、今年の南関東を占う意味で重要な一戦となる。

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