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JRA重賞『秋華賞』(GⅠ)本誌競馬班厳選5頭!

過去10年で、牝馬三冠を達成した馬はアパパネ、ジェンティルドンナ、アーモンドアイと3頭いるが、秋華賞の3連単配当は、最高でも125倍と堅かった。今年は、デアリングタクトが偉業に王手をかけている。果たして、どんな結末に!?

★デアリングタクト
新馬戦、エルフィンS、桜花賞、オークスと、目下4連勝中のデアリングタクト。桜花賞は1馬身半、オークスは半馬身と、GⅠにおいては圧倒的な着差で勝ち抜いてきているわけではないものの、上がりはすべてメンバー中最速と、末脚の安定感は他を寄せ付けない。

未対戦の馬もいるだけに油断はできないが、総合力からこの馬を中心視するのが妥当だ。

勝てば無敗での牝馬三冠達成となり、史上初の快挙。そのレースぶりに注目したい。

★リアアメリア
2歳時の阪神JFでは1.8倍の1番人気に支持されながら6着。春のクラシックでも10着、4着に終わっていたリアアメリアが、ローズSでは復活の狼煙を上げる勝利。

過去10年、ローズSで連対したディープインパクト産駒は【2・1・1・5】と好成績を残している。

打倒デアリングタクトの一番手はこの馬と見る。

★ウインマイティー
ここまで8戦【3・1・1・3】という戦績のウインマイティーだが、着外の3戦は新馬戦が4着、エルフィンSが7着、紫苑Sが6着で、いずれもぶっつけでのレース。新馬戦後の未勝利は2着、エルフィンS後のデイジー賞は1着と、たたけば変わる馬。

前走の紫苑Sは、馬群の外目を回るロスの大きい競馬だった。それでもメンバー中最速の上がりで0秒3差まで詰め寄っており、悲観する内容ではない。

オークス3着と地力は証明済みながら、そこまで人気はなさそう。穴馬券の立役者として期待。

★マルターズディオサ
阪神JFで2着、チューリップ賞で1着と、世代トップクラスの実力は証明済みのマルターズディオサ。馬券圏外は、桜花賞8着が道悪、オークス10着はイレ込みと、敗因は明確。

2000メートルは前走の紫苑S勝ちでクリアしており、極端な馬場悪化さえなければ上位食い込みの可能性は十分。

★ウインマリリン
前走のオークスは、デアリングタクトに半馬身差まで迫る2着だったウインマリリン。

今回と同じ2000メートルは3戦3勝で、馬場が軽かったフローラSでも1分58秒7で走破しており、スピード勝負にも対応可能だ。

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