5月8日に発売される日向坂46の11thシングル『君はハニーデュー』のMVが、3月27日に公開された。疾走感があり、キラキラとした〝らしさ〟全開のMVだったが、その裏に隠された悲劇に反発するファンも少なくない。
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『君はハニーデュー』は明るくアップテンポなリズムが心地よい楽曲。MVは青を多用しており、学校内を駆け抜けていくメンバーが魅力的な映像に。まさに「青春の輝き」といった印象の、春にピッタリな一曲だ。
映像を見たファンからは《ほんとハッピーオーラに溢れてて涙出た》《こんな日向坂がずっと見たかった! 疾走感×爽やか×ハッピーオーラしか勝たん》《爽快感があって日向坂らしい一曲。これを待ち望んでいた》《俺たちがずっと求めていた『あの日の日向坂』がやっと帰って来たんだな。ああ…長かったよ…》など、絶賛する声が続出している。
しかし、素直に評価できないファンも一部にはいるようで…。
「『君はハニーデュー』から、日向坂46史上初の選抜制度が導入されました。これまではメンバーが少なかったこともあって全員選抜。その要素が仲良しハッピーオーラを生み出しており、グループのウリのひとつでした。しかし、今や四期生まで抱える大所帯グループに成長。選抜制導入をファンも覚悟していましたが、推しが選抜落ちしたファンはキラキラしているグループを直視できないようです」(アイドルライター)
“屍の上”に成り立つハッピーオーラ
一部のファンからは《すごくいい曲だった。でも推しがいなくて、違うグループみたいで悲しくて涙出た。もうこれからはみんなで踊る事はないんだね》《非選抜メンバーが不要だと言われてるようで悲しくなる。居ない方が褒められるってやはりキツい》《選抜落選者のこと忘れて騒いでるファンの奴らも、いずれは自分の推しがハブられた時に思い知ればいい》などの声が寄せられている。
「一時期は乃木坂46と肩を並べるほど勢いがあった日向坂46のウリは、やはりハッピーオーラ全開だったこと。全員選抜だからこそ、乃木坂46や櫻坂46とはまた違った良さがありました。しかし選抜制の導入で、ハッピーオーラの基礎を築いた1期生の高本彩花と高瀬愛奈、2期生の濱岸ひよりが選抜落ち。また高橋未来虹、森本茉莉、山口陽世の新3期生3人は、全員選抜に入ることができませんでした。高本は非選抜が決定した後、卒業を発表しています」(同・ライター)
『君はハニーデュー』は、4期生の正源司陽子がセンターを務める。
「注目を集める4期生のセンター抜擢は、停滞感のあったグループの起爆剤として見事に成功しました。これから新規ファンの獲得もできるでしょう。実際、YouTubeの24時間再生回数は9th『One choice』と10th『Am I ready?』の60万弱、2ndアルバムのリード曲『君は0から1になれ』の40万弱から、『君はハニーデュー』は60万超まで伸びています。ここまで絶賛されるのは、停滞感のあった2023年の活動を支えたファンが多いからでしょう。すでにオタ卒したファンは声を上げていない。きっとグループは、『君はハニーデュー』で未来のファン獲得へ舵を切ったのかもしれません」(同)
良くも悪くも注目されている『君はハニーデュー』で、日向坂46の第2章が始まったと言っていいだろう。
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